いつ読むの?あとでしょ!「Pocket」いまこそ入門

最近ブロガー界隈で話題のサービス、 Pocket(旧 Read it later) そういえばあちこちのブログで、こんなボタンみるようになったような気がしない?

実は、我らが Zenback もつい最近対応したばかり。こんなふうにね。

pocket_button_2count.png

ところでこのボタン、何のためのボタンかご存知かしら?

(↓ 早速この記事をあとで読みたい人はこのボタンをどうぞ ↓)

これは、Pocket という「あとで読む」サービスへ記事をクリッピングするためのボタンなのです。そして、吹き出しの中の数字はクリッピングされた数。

Pocketは、ブロガー云々以前にわたしが趣味のネットウォッチ時間の18%ほどを捧げている心から愛すべきサービスなの。ちなみに残りはソーシャルと各種ソーシャルリコメンドとTumblrとRSSリーダーです。( ー`дー´)キリッ

でも、「Pocket、便利よねー。これが無いとネット始まらないわよねー」って、わたしがPocketへの愛を語れば語るほど、ぽかんとしていくまわりの人たち。え?あれ?Pocketってまだそんなメジャーじゃない?

・・・うん、そうでもない。ないですね。

いいでしょう。ならば、わたしが教えます。Pocketの良いところ。

そもそもPocketってなに?

さっきも言ったとおり、Pocket とは、いわゆる「あとで読む」系のサービス。「気になる記事を見たけれど、いま読む時間ないのでメモしといて、あとで読みたい!」そういうときに、ワンタッチでクリッピングしておくことができるの。

と、ここまで聞くと、「あーそういうサービス他にもいくつもあったわ。EvernoteにOnenoteに紙copiにはてブもそうだし、SafariのリーディングリストやOperaのメモパネル…。」って思ったかしら。

それらとなにが違うのか?

実際のところ、一番大事な「クリッピングしてあとで読むこと」自体は、どのツールでもできます。 だけれど、Pocket は、あとで読むことに特化したツールだけあって「クリップする」についても「あとで読む」についても、他より一歩抜きん出た連携サービスの多さと美しいUIが魅力、と個人的には思っています。

今回は、「クリップする」の「あとで読む」2つに絞って良いところをご紹介するわね。

連携サービス多数!どっからでもかかってクリップしてこい!のクリッピング機能

先日わたしが書いた記事、「ネットの記事を読みまくりたい人のための3つのステップ - Six Apart ブログ」の図と文章を引用するわね。

Pocketへの投稿の仕方は以下のとおり

・ブラウザから:PC/スマホのブラウザにはPocketにすぐ投稿できるBookmarkletを設置
・各種クライアントアプリから:IFTTTというサービスを使って、TwitterでFavしたり、FacebookでLikeしたり、RSSリーダーで星をつけた記事は、自動でPocketに投稿するよう設定

と書いたように、いろんな手段でクリッピングできるのが魅力なの。

つまり、ネットの記事に出会う時ってのはPCのブラウザかスマホのアプリ上かほとんど。

PCのブラウザにはブックマークレットを、スマホの各種アプリから直接Pocketに投稿したりもしくはメール投稿もできます。

また、アプリにPocketボタンがなくっても、IFTTTというサービスを間に入れることで投稿できたり。

クリップしたい!と思うほとんどのシチュエーションで、ほぼワンクリックで投稿できるサービスが網羅されているっていうのが本当に魅力的。

もちろん事前に、各アプリにPocketの認証をしておくとか準備が必要だけれど、最初だけのことよ。

ちなみに私はいま、以下の様な設定をしています。

そして、いまはZenbackを通してたくさんのブログにもPocketボタン、追加されています。

これで、だいたい私のネットライフでの、Pocketしたいシチュエーションをカバーできるわけ。

いつでもどこでも、「あとで読む」

読むツールももちろん、たくさん準備されているのがPocketの良いところ。

Webアプリ、PC用クライアント、スマホ/タブレット用クライアントが各種OSとブラウザ用に用意されています。

たーくさん溜め込んだ記事は、移動中の空き時間やちょっとした手持ち無沙汰な時間、おふとんの中などで読むことが多いので、PCよりは、スマホとタブレットの出番が多いです。

iPad 用 Pocket アプリの記事一覧画面

これは愛用するiPad Miniで見た、Pocketアプリの記事一覧画面。 あああ、読みたい記事だらけ。たまらん。この記事一覧だけでもPocketしてきてよかったと思う。

テキストモード

記事をタップすると、こんな風にページの装飾を排してテキストと画像だけを表示してくれる画面に切り替わります。
黄色いアイコンでお分かりのように、どなたのツイートを読んでPocketしたかもわかるのも、良いポイント。

テキストモードのスタイル変更

文字サイズ、字間、明るさ、色パターンなんかも変えられるのですごく読みやすい!

でもやっぱりブラウザモードで見ちゃう

テキストモードは読みやすい・・・のだけれど、誰がどんなページに書いたコンテンツなのかまで読みたいわたしは、わざわざブラウザ表示にしちゃうのよねー。

読んで面白かった記事は、右上のボタンから各種ソーシャルにシェアも可能。読んで気になった記事はぽちぽちシェアしていきます。

まとめ

Pocket は、クリッピングできる連携サービスの多彩さ、アプリのマルチデバイス対応と使い勝手のよいUIが、私をとりこにしている所以なわけです。

冒頭でも紹介したとおり、我らが Zenback もつい最近対応したばかりなので、ブロガーの人は速攻使ってみてね。

ブロガー向けのおすすめテクニック満載の後編へつづく

さて。こんな便利なツール、Pocket。ブロガー視点で見ると、更によい機能がいくつかあるの。 詳しくはこの記事の後編として「ブロガー向け」版を書こうと思っています。期待しててね。

じゃあね〜♪

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