Movable Type 5.2 で新しくなるリッチテキストエディタ

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こんにちは、シックス・アパート製品のユーザーインターフェイスのデザインや、それに伴う機能仕様の作成などを担当している上ノ郷谷 (かみのごうや) です。

今回は、Movable Type 5.2 で新しくなるリッチテキストエディタについて、お伝えします。どうぞよろしくお願いします。

これまでもみなさんからもたくさんの要望をいただいている事がそれを示すように、Movable Type に搭載されているテキストエディタは、お世辞にも使いやすいとは言えませんでした。WYSIWYG エディタは、機能不足や出力結果に満足できないなど、どうせ使えなくて直すことになるのだから、テキストフォーマットは「なし」か「改行を変換」できまり、という雰囲気もあったと思います。私自身も Movable Type で記事を書くときは、テキストフォーマットを「なし」にしていました (ごめんなさい)。

採用するエディタは、出力される内容や、必要な装飾ボタンとその振る舞いなどを含む機能要望を元に (実際には 5.1 の検討時から) さまざまな調査を行い、候補を絞りました。最終的にはその候補から、Lekumo ビジネスブログ (ベータ)、TypePad でも採用されている LGPL のオープンソフトウェア TinyMCE を選択することにしました。

Movable Type の機能としてのカスタマイズ

ブログ記事やウェブページの内容を書くテキストエディタは、Movable Type の管理画面のなかで、触れるユーザーの種類も数も最も多い場所だと考えています。TinyMCE という高機能なエディタを採用しているので、なにか新しいものを生み出したというわけではありませんが、一番使う場所を気持ちよく、安心して使ってもらえるようにしたいという思いのもと、主にリストに挙げたものを、カスタマイズしています。

  • 装飾ボタンや、ダイアログの操作感
  • エディタ内コンテンツのスタイル設定
  • HTML 編集モード (リッチテキストフォーマットの WYSIWYG モード以外で共通)
  • フルスクリーンモード (すべてのテキストフォーマットに対応)
  • HTML 挿入ボタン
  • HTML5 で加わることになっている新しい要素への対応
エディタ内コンテンツスタイル設定時のエディタ表示と出力結果の例

規模の大きなものはありませんが、どれも Movable Type のエディタとして、そして Six Apart の製品としてリリースするために必要な機能です。TinyMCE の持っていいる機能でもっとよくすべきだと感じたものに関しては、どのように機能を提供すべきかを検討し、TinyMCE 本体のバージョンアップにも柔軟に対応できるように考え実装しています (将来実装される予定のものもあります)。


まもなく公開されるベータ版、または develop ブランチからコードを取得して使って気になることがあったら、新しいテキストエディタの件に限らず、どんな小さなことでもフィードバックを送っていただけたらいいなと思っています。いろいろな使い方やユーザーを通して、もっとよいものにしたい、とても贅沢なお話ではありますが、私達はそのように考えているからです。

また、新しいリッチテキストエディタについては、2012年8月4日土曜日に、品川のマイクロソフト本社セミナールームにて開催される MTDDC 2012 にて、開発のお手伝いをいただいている株式会社 ToI 企画の天野卓さんにお話いただくことになっています。

明日のにっくさんの記事では、もう少し詳しく Movable Type 5.2 の新しいリッチテキストエディタについてご紹介させていただく予定です。

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