慶應義塾大学に Lekumo ビジネスブログの感想を伺ってきました。

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Lekumo ビジネスブログ をお使いいただいている、慶應義塾大学の福澤研究センターに、製品の感想を伺いました 。

訪問先は、應義塾大学の三田キャンパスの図書館旧館 。関東大震災、東京大空襲と2度の大きな災害をくぐり抜けながら、建築当初の華麗な姿を現在に伝えています。

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建物の横には、福澤諭吉銅像が。

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「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトご担当の、慶應義塾大学の福澤研究センターの都倉武之准教授と、ウェブ関連の企画・製作を担当している株式会社ディレクターズパラダイスの本間さんにお話しを伺いました。


「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトとは?

「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトとは、戦後70年を迎える2015年を目処に、

  • 義塾や塾生・塾員関連のオリジナル資料を収集し、後世に伝えることに資する
  • 当事者の聞き取りや回想記を収集し、研究に活用できるようにする
  • 戦時期の慶應義塾の人・組織の動きを知るための基礎的なデータを整備する
  • 上記の資料やデータを、展覧会やインターネットで積極的に公開する

ことを目的に、2013年に発足したプロジェクトです。

(引用元: 「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト趣意書

ちなみに、先の大戦 では慶應義塾関係者から2200人を超す戦没者が出ています。かつ、全国最大の空襲被害をこうむった大学でもあるとのこと。


ブログを中心としたプロジェクトのプロモーション

プロジェクトでは、ウェブで積極的に情報発信されていらっしゃいますが、ウェブだけで情報は集まるのでしょうか?

20万人の慶應卒業生がいらっしゃって、その中の戦争体験者にお声がけして情報や資料を集めたいのですが、あまりWebをお使いにはなっていない世代の方々です。そこで、世代間アプローチを意識しています。40-50代の方々のアクセスが多いことを心強く思っています

その世代を起点に、父母、祖父母の世代である戦争体験者を辿り、親戚縁者に声を広げてもらうよう、取り組んでいます。代々、慶應義塾の塾員であるというご家族も多いので、こういった方法が取れるのです

このように、オフラインとオンライン(ブログ)を併用して、活動を推進されていらっしゃいます。これからは何年かにわたって、「戦争体験者の声や資料等のデータを集めることに注力し、その後は恒久的なアーカイブとしていつでも閲覧できるような仕組みを整えていく」と、数年がかりのプロジェクトになるそうです。

ちなみに、こういう取り組みをしている大学は多いのかを伺ったところ、「この時代の調査は広く行われているが、WEBを使って発信することを重視した試みはまだ少ない」とのこと。

“予算と手間がかかって、簡単に始められないのではないか”、“慶應義塾大学は、きっと潤沢な予算があるから運営できるのだろう”と思われるかもしれないですが、実際は2名が週数時間程度の作業で回しています。情報をブログで発信して、Facebook で拡散させることは、多額の予算がなくても十分可能です


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「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト

Lekumo を採用した経緯

なるべく少予算で運営したいので、Lekumo のお世話になっています。2006年にBoxerブログでも使わせてもらっていて、使い慣れていましたし、福澤諭吉展2009でも使わせていただきました。Lekumoなら、 専任の専門的なシステム管理者なしで開始も運営もできますし、サーバー管理の手間も心配もないのが大きいです。たとえば、1週間後にサイトを立ち上げてほしいといった急ぎの要望は、Lekumoの手軽さが助かります

さらに、運用面を含めて話を伺ったところ、「テンプレート のカスタマイズ程度はしますが、それだけなら引き継ぎも簡単」とのこと。

同時にFacebookもプロモーションとして活用されていますが、「外部に全てのコンテンツを預けてしまうようなやり方は、依存度が高すぎるので考えていません。慶應義塾のドメイン、かつプロジェクトのドメイン独自ドメインを利用することで、自分たちのコンテンツを自分たちで管理していく方針です」と、プロモーションとしてそれぞれのサービスの特徴を考えた使い分けをされていました。


Lekumo を使ってみての感想

日々の運営方法としては、「プロジェクト担当が記事を書き、都度公開しています。それを別の担当者が、ソーシャルツールで拡散するというシンプルな流れ」と、2名体制での運営です。

技術的なメンテナンスは不要なので、記事を発信することにだけ注力ができます。技術的な知識がなくても簡単に使えるので、特別な管理者を用意しなくても記事を作成・公開できるのも助かります。また、公開後に誤字脱字等の修正があっても、すぐ編集できます。お問い合わせフォーム等は、外部のサービスを使わずとも独自に備えてあるとありがたいですが、他は満足して使えています

また、SEO効果については、「Googleにも翌日か数日以内にインデックスされるし、特別な対策をしなくても効果が出ている」のだそうです。


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「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクトご担当の都倉武之准教授

取材後記

取材時に通していただいたのは、図書館旧館内の会議室。まるでタイムスリップをしたかのような、時代を感じさせるお部屋でした。
福澤諭吉が、自分の子供のためにアメリカから買ってきた乳母車が展示されていました。

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帰り際に、国の重要文化財指定建造物に指定されている「演説館」を見学させていただきました。正門から入って、左手の高台にあります。格子状の壁は、「なまこ壁」と呼ぶそうです。

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演説といえば、今では当たり前の言葉ですが、日本で初めて試みられたのは明冶6年のことです。福澤諭吉を中心に、門下生らが西洋のスピーチ(演説)、ディベート(討論)の法を研究して創始したものです。

明治 7年6月に、第1回目の演説会が開かれ、ついで建てられたのがこの演説会堂だったとのこと。明治6年 は西暦でいうと1873年。今から140年も前の出来事なのですね。

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今回のような限られた予算、期間限定的な運営には、すぐに始められるLekumoが便利です。


bnr_trial_bb.pngのサムネイル画像

取材ノート

  • 取材先 慶應義塾大学 福澤研究センター
  • 関連ページ 「慶應義塾と戦争」アーカイブ・プロジェクト
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