勝間和代さん流 ブログを長く続けるためのコツ

こんにちは、ことぶきです。

先日、Zenback BIZ の事例取材として勝間和代さんのオフィスにおじゃましてお話をお伺いしてきました。

経済評論家として「お金は銀行に預けるな」や、「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」を始めとした多数の著作を持ち、またテレビのクイズバラエティー番組への出演や、政府への少子化問題提言などでも大活躍の、あの勝間和代さんです。バイクや自転車や黒猫のウィズや麻雀やゴルフやスカッシュや料理や健康など多趣味かつ、ものすごい集中と徹底した効率主義である程度のレベルまで一気に極めてしまう、あの勝間和代さんです。知識と経験に裏打ちされた、説得力ある情報量の多いコンテンツを速筆&早口で発信しまくる、あの勝間和代さんです。

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ええと、わたくし、勝間さんの著作はほとんど読破。メルマガも毎日購読しておりずっとファンなのです。そのような方に、自分がずっと手がけていたプロダクトの愛用者インタビューとしてお会いできるなんて、こんな幸せなことはありません。

さて、Zenback BIZ の事例インタビューは別途『経済評論家の勝間和代さんが、自身のブログでZenback BIZを導入』にて公開しておりますが、こちらの Six Apart ブログでは彼女からお伺いしたブログの活用について、ご紹介させていただきます。

Q ブログ以前のオンラインでの活動とブログに切り替えたきっかけを教えて頂けますか?

kazuyo_k

もともとブログ以前から、ブログ的な情報発信をしていました。1997年から、ワーキングマザーのコミュニティサイト「ムギ畑」を運営しており、HTMLもCGIも全部自分で書いていました。詳しい人からダメな部分の指摘を頂いたり、直してもらったりもしていましたね(笑)。

ブログに切り替えたのは、2002年に友達の青山らむねさんに教えていただいたことがきっかけです。とにかく、自分で全部作るより楽だなという第一印象でした。趣味の一環として、また証券アナリストとして数値を皮膚感覚で掴みたくて、英語のオーディオブックを売るアフィリエイト等をやっていました。記事によってどのようにCTRが変わるか、どういう集客ができるか等の実証実験ですね。初期は、読んでいたのは数百人くらいでした。

Q ブログを通じた人とのつながりについて、教えてください

kazuyo_k

ブログを通して、人のつながりが出来ていくのがとても面白いですね。知らない人だったけれどブログをきっかけに出会い、一緒に船に乗ったり、船舶免許を取ることにつながったりしました。本を書くきっかけになったこともありますし、麻雀のことを書いていたら、麻雀番組に出ることにもつながりました(笑)。

Q 勝間さんご自身の、ブログを長く続けるコツはありますか?

kazuyo_k

多くのブログを見て思うのは、相手の立場に立っていない書き方が多いということ。私自身はコンサルタントですし、アナリストなので、文章を書くのはずっと仕事としてやっていました。ブログでも読み手が読みやすい形で、多すぎず少なすぎずの適度な情報量になるように、というのを心がけています。

また、写真を貼らないのもコツです。写真を貼ると、その分手間が増えます。

「目立つ力」という本にも書きましたが、ブログの執筆時間も30分以内、と決めています。

長く続けるコツは、とにかく無理をしないこと。毎日更新しようとか、制約を課さないでことすね。

Q メルマガとブログの使い分けはされていますか?

kazuyo_k

スマホのおかげでメルマガに回帰しているのを感じます。手元に届くため、ユーザの負担が低い。内容は、メルマガの方は固定読者向けに緩めに内輪ネタもOKな雰囲気で書いています。

一方ブログは蓄積型でややパブリックを意識しています。こちらは、麻雀のネタを書くと麻雀番組のオファーが来たりすることもあるので、これからも続けていきます。

Zenback のことも

詳しくは事例記事の方で触れますが、勝間さんは Zenback BIZ も機能やメリットを正確に把握し、ご自身のブログ『勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!』の中で効果的にご活用くださっています。

ブログのコメント欄と比べ、ソーシャルメディアでのコメントはトレーサビリティがあって良い」こと、「関連する記事機能で過去の記事を発掘してくれるのは、著者にとっても嬉しい」こと、「関連するみんなの記事で新しいブログに出会える」ことなどをご評価いただきました。

さらに「ソーシャルのサイトに遷移せず、自分のブログの中でコメントが完結するとなお良い」という具体的なご要望も頂きました。サービスを作ってきたものとして「そうそう、そのために作ったんです!」という部分に細かく気づいて下さっていること、そして具体的でピンポイントな改善要望。こういう風にユーザーに愛用していただきたくてサービスを作ってきたんだよなあ、と、しみじみと感激しました。そして、現在の Zenback の運営元のログリーさんにも、勝間さんからのご意見・ご要望をすぐにお伝えしました。こんなふうに思ってくださるユーザのためにも、これからも一緒に頑張りましょうね!と。

さいごに

個人的に大ファンだった勝間さんにお会いできたこと。そして、手塩にかけて育てたサービスを深く理解しご愛用いただいていること。この2つがうれしすぎて、お会いした日からずっと幸せな気持ちでいます。

勝間さんに語っていただいたブログ運営の姿勢には学ぶところがたくさんあるかと思います。「情報発信し、人とのつながりを作るべく、ブログを本腰入れてやってみよう!」とお思いの方は、主に個人向け無償版の Zenback または、広告なしの高機能版 Zenback BIZ をぜひどうぞ。

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