企業ブログ、どうやって記事の数を増やすのか。継続するのか 〜 Six Apart ブログ編集会議より

こんにちは。マーケティング担当の伊藤大地です。

今、自社でメディアを運営し、それをビジネスにつなげるオウンドメディアや、役に立つコンテンツを自社サイトに置いて集客・認知を図るコンテンツマーケティングといった言葉を頻繁に聞くようになりました。このSix Apart ブログもそういった試みのひとつですが、いざ実際に運営を始めると、いかに継続して記事を書いてもらうかが問題になります。

どうすれば、記事を書くハードルが下がるのか。どうすれば、定期的な更新ができるのか。簡単に答えは出ませんが、楽しいながら苦しい、そんな会議の模様をピックアップしてみました。

だんだん記事が枯渇してきた......

mtakahashi

というわけで、記事のネタについて相談したいのですが......。なかなか記事が足りなくて困ってるところはありますね......。私がいまさらですが、Movable Typeの良さをあらためてまとめて記事にしようかと思っています。

Tadashi Okoshi @slash__

ビジネスブログ絡みでいうと、アメブロが規約違反で商用利用していたブログを削除した話があったので、その話をきっかけに、商用ブログサービスのメリットについてまとめるのはどうかなと思うのですが......。

商用利用の話は、いろいろな視点があるので、なかなか難しそうですね......。

清田いちる

ぼくは最近、ゲーミフィケーションカンファレンスっていうイベントに参加したので、そのことを書けるかも。そっくりそのまま書いてはいけないみたいなので、話のきっかけに使う程度だけど。

daichi

それは面白そうですね。

やっぱり連載記事がほしい

daichi

やっぱり、フォーマット決まって定期的にやれるコンテンツが、なにか欲しいですね。社員の机を写真に撮って、軽くインタビューする連載とか。フォーマット決まってない記事だけを更新し続けるのってやっぱりキツくなるそうだし......

mtakahashi

あ、前に言ってたやつですよね。あれはやりましょう。

daichi

パソコンのデスクトップ画面も面白いんですけど、やっぱり業務用のマシンだとモザイクかけたりしなきゃいけないところが出てきて、コンテンツとしてはちょっと興を削ぐかなあと。紙の資料をあんまり使わないウチの会社だったら机の方がよほど「そのまんま」の姿が出て面白いと思うんですよね。

清田いちる

うん、ゼロモザイクは絶対条件ですよね。

社員にインタビューを設定しておいて、「来週取材に行くんで」と予告しておいて、こっそり一週間前に写真を撮っておくと、「一週間でこんなに机がキレイに......」なんてのも面白いかもね(笑)。取材に行ったら「あっ、フィギュアがなくなってる!」とかさ(笑)

daichi

これ編集会議の議事録をブログに書いたらバレちゃいますけど(笑)

mtakahashi

あと、背後から働いてるところもセットで撮ればいいかも。

人間くさいところ出したほうがぜったい面白いよね。

清田いちる

あとは社員のみなさんに協力してもらって、ランチの写真撮って週に一度、記事にするとかね。「赤坂ランチ天国」みたいな。

mtakahashi

あー、それ面白いですね! 写真撮るだけでいいし。でもだんだんコンビニとかサブウェイばっかりになったらどうしよう(笑)

清田いちる

それはそれで、すさんだ感じが出て面白いんじゃない(笑)。NAVERまとめでやっても楽だけど......それはこの会議の趣旨と違うか(笑)

daichi

違います(笑)

mtakahashi

じゃ、その2つはぜひやりましょう。ところで毎度お約束なんですけど、エンジニアのTechTalkは......

shigeta

はっ、はい......それはもう、書け書けって言い過ぎない程度に言ってるんですけどね......

「書く」以外の参加方法を用意できれば

daichi

やっぱりゼロから書いてもらうのはハードル高いですから、座談会とかインタビューみたいな感じで話だけ聞いて、記事はこっちで書いちゃう、とかのほうが負担は少ないかもしれませんね。ほら、任天堂の「社長が訊く」とか面白いじゃないですか。

製品のことを深く語るのに、同僚同士で語ってもらって、第三者視点でまとめるってのはいいかもね。「書きたいひとー」って募集してもいないだろうけど、「語りたい人ー」って言ったら、けっこういるだろうし。「書いて」っていっても参加しない人を、うまく巻き込んでいくことが大事だよね。

いかがでしたでしょうか。ひとたびメディアを作れば、コンテンツ不足の問題は常につきまといます。私たちも、いろいろと試行錯誤しながら、良いものをいかに継続的に提供できるか、今後も考えていきたいと思います。

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