シックス・アパートのスタッフに訊いた、5分で理解する"楽チン"情報収集術

ネットに情報が溢れかえっている昨今、収集と選別に苦労しているシックス・アパートの中山です。こんにちは。

みなさんは、胸を張って「オレ(ワタシ)は情報収集力に自信がある!」と言い切れますか?

私は言い切れません(笑)

情強な方々がオススメする情報源があると知ればチェックしますし、クールなアプリの噂を聞きつけたらとりあえずダウンロードしてみたりもします。


でも、それってべつにフツウのこと。

人並みの情報収集力はあるような気はしますが、でも真顔で「本当に?」と問われたら、ちょっとドキドキします。

どうなんだろ、自分の情報収集力って。


ただ、自社社員を持ち上げるのは手前味噌でナンですが、幸いなことにシックス・アパートには情報収集に長けた人が多いです。そこで、ふだんどうやって情報を集めているのか、ノウハウを訊ねてみました。

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ちなみに、訊ねた質問はこちら。

  1. あなたの情報収集術を教えてください
  2. 使っているツール、アプリ、ガジェットを教えて下さい(ITに限らず、なんでもOK)
  3. 情報収集先の開拓のため、日頃意識していることはありますか?
  4. オレ(ワタシ)流、こだわりの情報収集術を熱く語ってください
  5. あなたの情報収集術にキャッチコピーを付けるとしたら?

前置きなしに、順不同でザーッと書いていきます。


■1.あなたの情報収集術を教えてください■

(^o^)/
Facebook、Twitterが多いです。あとはRSSとはてブの人気エントリー、MSNニュースを見ているくらいです。

(゚д゚)
Twitterでニュースクリップ専門のリストをつくって、そこをニュースサイト感覚でながめる。

J( 'ー`)し
話題のネットニュース、気楽に読めるエンタメ系、(技術・英語など)勉強もの、の3つをバランスよく収集するようにしてます。

(´∀`)
基本はFacebook、Twitter、Tumblr、Google+のタイムラインを見ているだけです(いまの頻度はFacebook >> Twitter >> Tumblr >> Google+です)。あとは、朝に届くメール(日経ビジネスオンラインとはてなブックマーク)の中の気になる記事を見ています。

( ̄ー ̄)
Webに強い会社に転職する。


<コメント>
やはり、FacebookとTwitterの利用度が高いですね。
ちなみに私は、ひとつのニュースを複数のソース(大手メディア等のマジメなソース、著名ブロガーやブログメディアといった個人的見解や解釈、まとめ系等の斜め上をいくソース)で当たり、一面的な見方をしないように注意しています。


■2.使っているツール、アプリ、ガジェットを教えて下さい(ITに限らず、なんでもOK)■

(^o^)/
iPhoneでTwitter&Facebook、後はRSSリーダー!

(゚д゚)
Google Reader、IFTTTPocketの連携が好きです。IFTTTで、GoogleReaderでスターをつけた記事をPocketに自動で送るよう設定しておきます。GoogleReaderで読みたいものにどんどんスターを付け、そうでないものは既読に。あとでPocketでまとめ読み。
デバイス問わずどこからでも既読管理やクリッピングを一括でできるので楽です。

J( 'ー`)し
最優先は(Summify亡き今)はてなマイホットエントリーで話題の記事を、次にRSSリーダーと、斜め読みのソーシャル群(Twitter&Facebook&Google+)でエンタメ系と勉強ものの記事を集めています。Flipboardでは英語専用です。テック、トラベル、クッキングなど雑多なフィードを購読し雑誌のように眺めています。
上記の様々なルートで集まった記事の内、ちゃんと読みたいものだけをIFTTTでPocketにに投げ込んで、長文記事はほぼすべてPocketで読んでいます。

Web以外は、メルマガと雑誌も読んでます。

※Pocket 術はその後「いつ読むの?あとでしょ!「Pocket」いまこそ入門 - Six Apart ブログ」の記事に書きました。

(´∀`)
Webブラウザとメーラーがほとんどです。TwitterのみEchofonを使っています(Mac/iPad/iPhone)。
FacebookはiPhoneのみアプリで、Mac/iPadはブラウザで見ています。
なお使っているのは、家がMacBook Pro/Firefox/Echofon and iPad/Safari/Echofon、会社がMacBook Air/Chrome/Echofon、モバイルがiPhone/Facebook App/Echofon/Safariです。なおブログの記事の下書きはEvernote上でしています。

( ̄ー ̄)
情報収集力の高い先輩や同僚の隣の席を確保する。


<コメント>
情報がうまく集まる仕組みを、みなさん作っているようです。
ちゃっかりしたコバンザメ的な意見も混じってますが(笑)、これ大事。

ちなみに私もRSSリーダーにはかなりお世話になっています(購読件数は150~200件の間)。
あと、Naverまとめも便利ですね。

■3.情報収集先の開拓のため、日頃意識していることはありますか?■


(^o^)/
雑誌や新聞、テレビは時々見るようにしています。ネットだけだと本当にネット脳になってしまうので...。

(゚д゚)
気になったニュースや発言は必ずソースに当たる。自分がフォローした人は自分が好きそうな記事をクリップしているだけであって世論とかではないことを忘れない。

J( 'ー`)し
皆が知っていて自分も知っておくべきことはだいたいソーシャルからはてなマイホットエントリー経由で流れてくるので、あまり開拓を意識していません。
むしろ、自分独自の記事ソースを持っておきたいなあと思っています。だから、RSSリーダーは外せません!

(´∀`)
特にないです。
ただ新たな情報ソースに対しては、自分の中での評価が定まるまでは、その内容についてダブルチェックするようにしています。

( ̄ー ̄)
聞き耳をたてる。


<コメント>
ソースをダブルチェックする意識は忘れないようにしたいもの。ネタ元を確認せずに拡散したり、釣られてしまわないようにしないと。

ちなみに私は、自分で構築した情報収集網はどうしても偏りが生じるので、人とのコミュニケーションが意外に大事だと思ってます。リアルな会話からしか得られない情報もありますからね。


■4.オレ(ワタシ)流、こだわりの情報収集術を熱く語ってください■

(^o^)/
情報感度が高い人をソーシャルメディアでフォローすればいいのです!

(゚д゚)
話題になっているからといってなんでも食いついているとキリがないので、あくまで自分の関心や関連に紐付いたものだけを見るようにしています。

J( 'ー`)し
時間&気分ごとに読むものを変えています。
朝起きてすぐ:はてなマイホットエントリーから読みたい記事をPocketに投げ込み。(要は午前中にPocketに入れて、午後読んでいます)

通勤時:通勤時の忙しいタイムラインをせっせと消化し、Pocketに投げ込み。

ランチタイム:Pocket内の記事で、特に仕事に関係ありそうなものを中心に読む。

家でまったりタイム:英語の勉強がてら、Flipboardをぼんやり眺める。

寝る直前:頭を休ませるべく、コラムやエンタメ系のゆるーい物を読む。

(´∀`)
決まった手順でこなすのではなく、直感を信じてその日その日の情報収集をする。

( ̄ー ̄)
Web界の噂話はだいたい上の1~3で耳に入ってくるので、まずは自分が得意としたい業界に入りこんで詳しい人の隣の席を確保します。
ほかに気をつけていることは、「テレビのニュースを見ない」、「毎日本屋に行く(雑誌と新書と新刊をチェック)」、「ライフハックを信じない」です。

【テレビのニュースを見ない理由】
当事者の声ではないのでテレビのニュースは見ません。
偏った情報や不必要な情報が増えてしまうので。
たとえば政治のニュースは中立なニュースではなくて、本人の意見や主張を直接ブログで読みたいですし、事件、事故、災害の情報は日本全国について知る必要はなく、自分と知人の身の回りに関してはTwitterやFacebookで確認できるので。

【ライフハックを信じない】
「身になる」知識や技術は、それを身につけるのに要した時間に比例するんじゃないかと思っています。ライフハックは3分でなにかをするための方法が載っているのでだいたい3分で忘れるか役に立たなくなります。
どちらも「つい見ちゃう」「つい読んじゃう」中毒性が強いので、意識して見ないようにしている感じです。


<コメント>
数を集めるのはこのご時世べつに難しいことではなく、取捨選択するスキルのほうが大事だったりしますね。

私の場合、根がズボラなので、「労力をかけずに、有益な情報が自動的に集まる仕組みをつくるにはどうすればいいか」を常に考えています。


■5.あなたの情報収集術にキャッチコピーを付けるとしたら?■

(^o^)/
「誰かが教えてくれたりまとめたりしたものを、拾い食いしておけばいいのだ」

(゚д゚)
「なるべく読むものを減らしつつ、情報をキャッチアップする」

J( 'ー`)し
「情報の三角食べ」

(´∀`)
「みなさま、本日もありがとうございます」

( ̄ー ̄)
「邪道ですみません」


<コメント>
情報発信されるメディア、ブロガー、ジャーナリスト等など、たくさんの方のおかげです。感謝です。

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