今後の Movable Type のリリース方針について

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ニューヨークで開催された 「Movable Type Idea Exchange」から帰国中の飛行機の中でこの記事を書いています。こんにちは、Movable Type 開発担当のたかやまです。

先日のブログ記事の中で、Movable Type 開発チームが Movable Type Advanced 5.2 の開発を行っている事をお伝えしましたが、実は github の develop ブランチにコミットされている変更は Movable Type Advanced 5.2 向けの修正ではありません。現在の develop ブランチでは、Movable Type 5.2.1 というバージョンの開発が行われています。5.21ではありません。5.2.1 です。これは、バージョン番号が付いていながら、パッケージリリースを伴わないリリースとなります。では、どこにリリースされるのか? クラウド版として提供しているMovable Type EZ 環境です。

Movable Type EZ

これまではソフトウェア販売という事もあり、2~3年程度でメジャーアップグレードを行い、その2~3年の間に半年から1年程度のサイクルでマイナーリリースを行ってきました。(セキュリティ対策を除く)

これは、頻繁にアップデート作業を行う必要が無い代わりに、新機能や不具合修正、対応ブラウザの強化などが施されたバージョンの提供がなかなかタイムリーに提供できず、ユーザーの皆様にはもどかしい思いをさせてしまう事があったかもしれません。

そこで Movable Type EZ では、ユーザーの皆様になるべく早く不具合の修正や新しい機能などをご利用頂くために、短いスパン(1~2ヶ月程度)でアップデートの提供を行っていくことにしました。

Movable Type EZ は、アップデートが自動で行われるために、実際のアップグレード処理を行う前の手間(ファイルのアップロードなど)が掛かりません。

また、実はMovable Type 5.2 のベータ期間中に実施した「ベータ(オンライン版)」では、トライアル参加ユーザーの利用環境に対して開発中のコードへのアップデートがほぼ毎日行われていました。この試みにより、利用されている方から頂いたご意見やレポートされた不具合の修正を、ベータパッケージの提供よりも早く使って頂く事が出来ました。

もちろん、ソフトウェア版も引き続きリリースを行っていきますので、Movable Type EZ 上で提供されたアップデート内容は次のソフトウェアリリースに含まれた形で出荷される事になります。(Movable Type EZ 専用機能を除く)このリリースサイクルは、これまでと変わらないペースになる予定です。

Movable Type EZ へ提供される予定内容は、Movable Type EZ のお知らせサイトで逐次情報が公開されていきます。Movable Type 5.2.1 では2つの新機能が追加されます。

定型文機能

Movable Type 5.2 リリース後にご要望の声が多かった定型文機能(Templates機能)をMovable Type のコア機能として実装を行い、TinyMCEでご利用頂けるようになりました。繰り返しよく使う文章やフレーズなどを定型文として事前に用意しておくことでブログ記事の文体を合わせることや、ブログ記事の作成がラクになります。

新しいテーマ「Rainier」

Rainier は、レスポンシブWEBデザインを採用したブログ用の新しいテーマです。Movable Type 5.2.1 では、新たに Rainier をブログのデフォルトテーマとして採用しています。マルチデバイスへの対応やOGPイメージへの対応などイマドキのブログ用テーマとして作成されています。また、StyleCatcher を利用して、Classic Blog 向けに作成されたスタイルを適用する事も出来るので、既存のスタイルをレスポンシブWEBデザインに対応させることも簡単にできるようになっています。(100%の互換性を保証するものではありません。)

詳しいアップデート内容はこちらをご覧ください。

ソフトウェアパッケージのリリースを待てないという方は、是非 Movable Type EZ の利用をご検討頂ければ幸いです!

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