公式ブログに加えてソーシャルメディア公式アカウントを使うわけ
こんにちは、シックス・アパートの関です。
2週間ほど前に書いたブログ記事「オウンドメディア「Six Apartブログ」の運営の実態を、INBOUND MKTG 2013でお話しました」は、多くの人に記事をシェアしていただいたおかげで、公開1週間でちょうど1000ページビューほどの閲覧数になりました。
で記事を読んでいただくと分かるのですが、そのときの講演資料をスライド共有サイトSlideShareで公開してブログ記事に貼り付けておいたところ、他の講演スライドの閲覧数も上昇する、という現象がSlideShareからのレポートで分かりました。
この講演でもご紹介したのですが、シックス・アパートでは8つの公式ブログに加えて、17個の公式ソーシャルメディア・アカウントを運用しています(詳しくはシックス・アパート公式ブログ・アカウント一覧のページをご覧ください)。
「ブログ製品を提供するシックス・アパートが、なぜ他社のソーシャルメディア・サービスを利用するのですか? なぜ全部ブログでやらないのですか?」とは、もう5年以上前から定期的に尋ねられる定番の質問(FAQ)になっています。その答えとして「シックス・アパートにおけるソーシャルメディアの運用方針について」というメッセージを3年ほど前に公開しています。
シックス・アパートという会社そのものや、シックス・アパートの製品/サービスを、より多くの方に知っていただくためには、自社のウェブサイトへの情報掲載といった、従来型の情報の一方的な提供だけでは不十分です。みずからがソーシャルメディアの利用者として参加し、さまざまな方々と交流していくことが不可欠です。シックス・アパートにおけるソーシャルメディアの運用方針についてより引用
こうしたソーシャルメディアの参加を実現するためには、自社の提供するサービスにこだわることなく、「適材適所」なソーシャルメディア・サービスを利用し、ユーザーの方々の利便性の向上やシックス・アパートのコミュニケーション活動の活性化はもとより、最終的にはソーシャルメディア社会全体への貢献としたいと考えています。
適材適所なソーシャルメディア運用が、広報・マーケティング活動にとってもプラスになる、という片鱗が、今回のSlideShareにおける、アカウント上の他のスライドの閲覧数増加に見て取れると思います。
公開フローで凡ミスを…
実は今回、ちょっとした失敗をしています。SlideShareの講演資料を公開したのが、シックス・アパート公式アカウント(http://www.slideshare.net/sakk)ではなく、私(関)の個人アカウントで公開してしまったことです。
私が講演資料を公開する際の通常の(望ましい)フローは以下のようになっています。- 講演終了後、聴衆の方にすぐに見ていただけるように、講演資料を個人アカウントを使ってアップロード
- 個人のTwitterアカウントなどを使って講演資料のURLをシェアします(イベントなどでは「ハッシュタグ」を用意して、聴衆の方が各種イベント情報をリアルタイムで受発信できます)
- 公式アカウントの担当者が講演資料を入手し、公式アカウント(スライドはhttp://www.slideshare.net/sakk)にアップロードする
- 後日、ブログなどで公開するときは、公式アカウント上のデータを参照する
そう、今回は3番目の手順を飛ばしてしまったので、4番目のところで個人アカウントのスライドを利用してしまったのでした。
ということで、今回のこのブログ記事は、実はシックス・アパート公式SlideShareアカウントをご紹介して、他にも存在するシックス・アパートの講演資料をご紹介する機会を作り、私自身の汚名をすすごうとしたのが実態です(苦笑)。ただ、こうした失敗から、日々のソーシャルメディア/オウンドメディアを使った活動の実態を知っていただければ幸いです。
なおシックス・アパートが運営する、他のソーシャルメディア公式アカウントと、そのアカウントで発信している情報については、以下のページの後半をご覧ください。
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