フォロワーは増えたけど、その後どうする? Twitterキャンペーンその後の話

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こんにちは。田村です。

Twitterキャンペーンツールの決定版、「Lekumo キャンペーンビルダー」の担当を、前任の大越から引き継いで半年ほどになります。おかげさまで多くの企業さまにお使いいただき(事例はこちらから)、趣向をこらしたキャンペーンに「おお!」と思うことも多いです。

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参照元:
これまで、「どういうキャンペーンにするべきか?どんなキャンペーンが成功するのか?」という点では、いくつかの情報を発信してきましたが、最近いただくのは、「Twitterキャンペーンはやった、フォロワーも増えた、でも、その後にどうしたらいいの?」というご質問です。

たしかに、せっかくキャンペーンでフォロワーが増えたのに、そのままなんの情報発信もせずにいたら、宝の持ち腐れですよね。今回は「Twitterキャンペーンで成功した企業の皆さんが、その後それをどう活用しているのか?」に焦点を当て、いくつかのTwitterキャンペーン事例の「その後の話」をまとめてみたいと思います。

ファンの声を店舗接客に生かしていくKFC

「ファーストフード」というイメージはありながらも、質の高い商品を提供しつづけているケンタッキーフライドチキン(KFC)。創業者のカーネル・サンダース氏の誕生日を記念して行われたTwitterキャンペーンでは、特にコメントの必要ないハッシュタグだけのつぶやきキャンペーンであったにも関わらず、たくさんのファンの声が寄せられたといいます。

元々は店舗の接客担当であるというTwitterアカウントの“中のひと”は、こんなに喜んでくれるファンがいるということは、店舗での接客のモチベーションアップにもつながると考え、積極的に店舗にフィードバックしていきたい、と話しています。


KFC
ファンからの応援メッセージが集まるケンタッキーフライドチキンの公式アカウント

キャンペーン概要
  • キャンペーン名:カーネル・サンダース『生誕記念キャンペーン』
  • 実施企業:日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
  • 実施期間:2012/9/7~9、応募者多数のため9/12まで延長
  • 方法:つぶやきキャンペーン(アカウントをフォローしてハッシュタグでつぶやく)
  • タイプ:ブランディング&認知型
  • 結果:フォロワー4万7000人 → 8万7000人

ソーシャルメディア活用の目的

販促というよりブランディング重視。『モノは良いのに、TVのCMだけでは良さを伝えるのが難しい』という課題があった。ソーシャルメディアによって、商品の良さ・こだわりといったものを、共感して貰いながら広げたい

キャンペーン結果の活用について

店舗で接客していても、お客さまからお礼を言われるケースも少なく、サービス提供後にどのように喜んで貰えているのかも感じにくい。ソーシャルメディアで得られたお客さまの声を、店舗に上手くフィードバックすることによって、接客レベルの向上に対するモチベーション喚起にもつながる

参照元:

ファン以外からのきびしい意見をあえて聞きたいZOZOTOWN

100万円分のポイントをプレゼントする、典型的な販促型のキャンペーンを実施したZOZOTOWN。キャンペーンの効果は絶大で、フォロワー数は2万人からなんと40万人まで増えました。結果、ZOZOTOWNを知らないフォロワーも急激に増加。率直な厳しい意見も増えたといいます。しかし、そういった意見がもらえることがありがたいと語る担当者。また、キャンペーンをきっかけとしたフォロワーが増えたから、販促よりもまずは楽しく見てもらえる内容にし、“ファッション好き全体の母数を増やす活動をしよう”という思いで活動されているそうです。


ZOZOTOWN
100万円分ポイントプレゼントは人気で、敗者復活キャンペーンも行われていました

キャンペーン概要
  • キャンペーン名:「あなたのZOZOナンバーは何番?今すぐナンバーを取得して100万円分ポイントを狙え!」
  • 実施企業:株式会社スタートトゥデイ
  • 実施期間:2011/12月末
  • 方法:つぶやきキャンペーン(キャンペーンページにTwitter IDでログインしてメールアドレスを登録するとエントリー順に「ZOZOナンバー」が発行され、その番号の下桁に応じてポイントをプレゼント)
  • タイプ:販促型
  • 結果:フォロワー2万人 → 40万人

ソーシャルメディア活用の目的

Twitterの目的は情報発信。商品紹介も行っているが、販促としては全体の売上に与える影響はまだ小規模。クリック数よりもインプレッション数、プロモーションやブランディングを重視している。“ファッション好き全体の母数を増やす活動をしよう”という思いがある。「ZOZOTOWN」にまだ訪れたことのない方々にもアプローチしたい

キャンペーン結果の活用について

キャンペーンをきっかけに初めて「ZOZOTOWN」を知った方も多く、キャンペーン以降は率直な厳しいご意見が増えた。ファンの方とは違った視点で率直なご意見をもらえるようになったのは、とても価値がある

参照元:

集まったアイディアをコンテンツとして活用、ライオン「バスタイム キレイプロジェクト」

ライオンの女性向け入浴剤「BATHTOLOGY」は、Twitter, Facebook, Mixiで「バスタイム キレイプロジェクト」というアカウントをそれぞれ開設し、長期的なプロモーションを行っています。ファンに向けたお知らせではなく、入浴に役立つ幅広い情報を発信するというコンセプト。長期的に情報を発信し続けるのはなかなか大変ですが、ユーザーからのアイディアを募るキャンペーンを展開し、そこで集まったアイディアをコンテンツとして活用。キャンペーンの実施は、「ファン数も増え、親近感エンゲージメントも高まり、ユーザーの声も聞ける」一石三鳥だと担当者は語っています。


ライオン
投稿キャンペーンは定期的に行われ、たくさんのアイディアが集まります

キャンペーン概要
  • キャンペーン名:「お風呂でキレイ」入浴スタイルキャンペーン
  • 実施企業:ライオン株式会社
  • 実施期間:2012年(2ヶ月間)
  • 方法:つぶやきキャンペーン(アイディアをFacebook, Twitter, Mixiで投稿)
  • タイプ:ブランディング&認知型
  • 結果:1,500人参加

ソーシャルメディア活用の目的

小売店を通しての販売が多く、直接ユーザーとの接点を持てていないという課題があった。ターゲットであるF1F2層への効率的なタッチポイントとしてTwitter, Facebook, Mixiのアカウントを立ち上げた。「BATHTOLOGY」を知らない人たちにも情報を伝える目的で、アカウントはすべて商品名を入れず「バスタイム キレイ プロジェクト」とした。長期間かけて、ファンを作り育てていく戦略

キャンペーン結果の活用について

多くのひとが入浴中にスマートフォンをつかっているなど、インタビュー調査などでは聞き出せない生活者のリアルな行動が知れた。ユーザーから貰ったアイディアをFacebookページのウォールで紹介したり、雑誌で紹介したり、さらに雑誌掲載のことをウォールで紹介したり、色々な方向で活かしている。ユーザーの投稿で運用が助けられているほか、ユーザー同士のアイデアの交換はユーザーにとってもとても価値があることもわかった

参照元:


キャンペーンで新規ファン獲得、将来の顧客として育てていく、HOME'S「暮らしといっしょ」

ライオン同様、自社メディアとFacebook, Twitterアカウントをつかって、長期的にさまざまな情報発信を行っているのは、不動産・住宅情報ポータルサイト『HOME’S』の「暮らしといっしょ」。当初、ソーシャルメディアは「今すぐ物件を探しているひと」向けの短期的な問合せ、資料請求獲得のためと位置付けていたものの、それならばリスティング広告やSEO施策のほうが効率がよかったといいます。その結果として、現在は、もっと長期的視点でとらえ、「将来の顧客」を獲得するための重要な投資と考えているとか。定期的にキャンペーンを行って、新規ファンを獲得しながら、長期的な情報発信で将来の顧客との関係性をコツコツストックしていくことをいちばんの成果としています。


HOMES
新規ファン獲得には、定期的にTwitter, Facebookでキャンペーンを実施しています

キャンペーン概要
  • キャンペーン名:自転車に乗って街にでよう!オシャレ自転車「ルイガノ」が当たる!
  • 実施企業:株式会社ネクスト
  • 実施期間:2012年6月1日~2012年6月29日
  • 方法:つぶやきキャンペーン(自転車で散策してみたい街をFacebook, Twitterで投稿)
  • タイプ:ブランディング&認知型

ソーシャルメディア活用の目的

「今すぐ住み替えたい」というニーズが顕在化したユーザーにはリスティング広告やSEOのほうが効果的。「いつかは住み替えたいと思っているが、今すぐ物件探しをする状況にはない」将来の顧客との関係性づくりには、メールマガジンやポイントプログラムなどを使っていたが、数年のスパンをつなぐのはなかなか難しい状況。ソーシャルメディアでの対話は解決策になるのではと考えている

キャンペーン結果の活用について

キャンペーンで来たユーザーはあくまでもキャンペーンのファンだという先入観があったが、一定のユーザーがファンとして残ってくれることが分かった。また、ファンへのアンケートでは42%が5年以内には住み替えたいと回答。継続的にキャンペーンを積み重ね、母数を増やす活動をしていきたい

参照元:

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回、こうしてまとめてみて、キャンペーン担当者は、単に「数」だけではなく「ユーザーの声」を非常によくみていて、それに価値を感じているというのが印象的でした。これは、生の声がリアルタイムで直接届く、ソーシャルメディアキャンペーンならではのことかもしれませんね。

キャンペーンで一時的に認知を拡散させることにとどまらず、ユーザーの声を活かしたその後の情報発信でさらにユーザーとの関係性を深めていく、そこまで行って、ソーシャルメディアキャンペーンは完成なのかもしれません。

と、いうわけで。ツイート数の統計だけでなく、ユーザーのツイートをしっかりデータにまとめてダウンロードし、保存できる。

そんなTwitter キャンペーンツール、あったらよくないですか?

ございます!

ここぞとばかりに宣伝で終わってしまい恐縮ですが、「Lekumo キャンペーンビルダー」をぜひよろしくお願いいたします。

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