Google/Facebook/Twitter向けにタイトルの文字数を最適化するには?
こんにちは。マーケティング担当の伊藤大地です。
ブログ記事を書く上で気をつけたいのは、なんといってもタイトルと概要(ディスクリプション)です。特にソーシャルメディアで話題になってほしい場合、Facebookなどできちんとタイトルと概要(ディスクリプション)が表示されていることは、大きなアドバンテージになります。しかし、せっかく表示されていても、途中で概要やタイトルが切れていると、もったいないですよね。
そこで今回は、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアと、Googleの検索で尻切れにならない、タイトルと概要の文字数を探ってみました。
まず、Google検索について見てみましょう。仕様を探してみましたが、きっちりと文字数が決まっているわけではなく、タイトルや概要に含まれている単語などによって変わっていることがわかりました。
試しに、Six Apart ブログの記事を検索してみると、切れずに入ったのは、以下のところまででした。
- 説明しよう。40歳になるとは、こういうことだっ! - Six Apart ブログ(全角32.5文字)
- 「あ、この人、仕事できるんだろうな」って思う9つの瞬間 - Six Ap(全角31文字)
- 成功するオフ会・勉強会のための7つのステップと便利 ... - Six Apar(全角32文字)
- コンテンツマーケティング実践の7つのステップ - Six Apart ブログ(全角31文字)
- 次の社長賞を決めるのは読者のあなた!「Six Apart ブログ総選挙」(全角31文字)
- 一生に一度だけ書くでもOKな「たまに書くブログ」系サービス - Six(全角31文字)
- いつ読むの?あとでしょ!「Pocket」いまこそ入門 - Six Apart ブログ(全角32.5文字)
検索されるキーワードなどによっても異なりますが、全角換算30文字、できれば28文字くらいまでに抑えれば確実でしょう。
同じように、概要についても調べてみました。これも公式のドキュメントに明確な文字数について記載はありませんが、日本語のサイトをかたっぱしから調べてみると、全角110文字のところで切られています。およそ1割のマージンを取っても、100文字までに収めれば十分だと思います。
ちなみに、タイトルや概要で削られた部分について、Googleはどのように扱っているのでしょうか。英文のブログ記事などを検索すると、「検索結果の表示上は省略されている部分も、ちゃんと検索対象として認識されている」というのが現状のようです。
Twitterでシェアされた際に取得されるメタタグについてはどうでしょうか。Twitter Cardについてはドキュメントやバリデータがきちんと整備されています。それによると、
- タイトル 70文字(全角OK)
- 概要 200文字(全角OK)
ということです。実際に全角文字でやってみると、Twitter Card上(Summary Cardの場合)全角61文字・全角154文字まで入りました。これもGoogleと同じく、システム側が認識する文字数と、カード上に表示される文字数がズレているようです。
最後にFacebookですが、今回紹介した3つの中では一番、許容する文字数が一番多く、タイトルが半角100文字、全角約80文字までとなっています。概要の文字数は、タイトルの長さにも左右されますが、50ほどのサンプルを調べたところ、全角120〜140文字で切られているものが圧倒的。100文字までならば、まず間違いなく入るでしょう。
結論。タイトルは30文字、概要は100文字までに抑えれば確実!
というわけで、結局、一番条件の厳しいGoogleに合わせて、タイトルを30文字、概要を100文字で作りこめば、自動的にFacebook、Twitterにも対応したものとなるようです。ただし、メタタグ周りは常に仕様が変わっているため、常にキャッチアップしなくてはならないのがつらいところ。このあたりの最適解をブログツール側が教えてくれるようになるともっと便利なのかもしれません。
それでは、よいブログライフを!
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