これだけは覚えておきたい「エゴサーチ」の基本テク
こんにちは。お久しぶりのヒカルです。
今日は、エゴサーチについてのお話。@zenback の中の人として日々駆使していたテクニック大公開よ。
そもそもエゴサーチってなに?
オンラインでは、公開情報は検索すればだいたい何でも出てくるもの。自分自身や運営するプロダクトやサービスについて世間で何を言われているかを知るために、その名前などをキーワードに検索することがエゴサーチ、です。今回は、主に製品やサービスやサイトへの反応の情報のサーチを中心にお話しするわ。
自分が運営するプロダクトやサービスについて、みんながどんな風に使っているのか、困っていることはないか、サービス提供側としてはとっても気になります。なので、Zenbackも毎日じゃんじゃかGoogleやTwitterで検索&ウオッチしてたわ。
エゴサーチの方法
では、早速エゴサーチ方法をご紹介。わたしは、いつもGoogleでネット全体とTwitter/Facebookでの発言をチェックしてます。
Google で検索 1: 検索キーワード選定
Google では、検索キーワードをいろいろカスタマイズできるのはご存知よね。私がよく使う検索キーワードのテクニックには、こんなのがあります。
- 「Zenback 感想」:スペースを開けて複数のキーワードを並べる、いわゆるAND検索。2つのキーワードを両方含むものだけがヒットします。
- 「Zenback OR ゼンバック」:こちらはOR検索。2つのキーワードのどちらかを含む記事がヒットします。
- 「Zenback -キーワーズ」:こちらは"-"で除外キーワードしたもの。"Zenback" を含み、"キーワーズ"を含まないページが対象になります。
- 「Zenback site:lekumo.jp」:検索対象ドメインを指定します。"site:lekumo.jp"にすると、指定したドメインのページが検索対象になります。上で説明した"-"と組み合わせて、"-site:lekumo.jp"にすると、検索対象にこのドメインを含まない、になります。
こんな感じで、検索したい内容にあわせてキーワードを組み合わせて、ノイズを減らせるよう調整してみてね。
Google で検索 2: 検索ツール
バッチリな検索キーワードを作れたら、つぎは対象期間を指定してみましょう。
[検索ツール] を押すといくつか設定できる項目があるのだけれど、ここで 1時間以内/24時間以内/1週間以内 といった検索対象とする記事の公開日を制限できます。
通常の検索は、関連度順に表示されるのでいつも同じ並びになってしまうけれど、期間指定することで最近の情報だけを検索できます。エゴサーチには必須の機能ね。
Google で検索 3: Google アラートで新着情報を毎日お知らせ
ついでに Google アラートを設定しておくと便利です。これで指定のキーワードに関連する最新の Google 検索結果を毎日(or指定した頻度で)メールしてくれます。
このメールさえ見とけば、新しくサービスの感想を書いてくれたブログや、取り上げてくれたメディア記事に気づくことが出来て、便利よ。
ソーシャルのつぶやきをチェック
ソーシャルメディアでの鍵付きアカウント以外の人の発信も公開情報だと思うのだけれど、Google ではなかなか検索できないの。
そんなとき一番簡単なのは、Yahoo!検索(リアルタイム)。
とりゃーと検索ワードをいれれば、じゃんじゃか出てきて、にんまりできます。めっちゃ簡単です。
Twitterの場合は、Hootsuite などのクライアントで検索結果のタイムラインを保存できるものがあります。そういうので毎日チェックするのもいいですね。
見つけてどうするの?
どうするもこうするも、大事なサービスがどう使われてるか見たり知りたいから見てるのです!愛だろ、愛!( ー`дー´)キリッ
と言ってしまえばそうなのだけれど、エゴサーチは色々役に立つのです。
良いコメントがあればメンバーにフィードバックしてみんなで喜び、気になるコメントがあれば状況を調査し必要に応じて対策し、もしも誤解を生んでいれば失礼でない程度に声をかけてご説明差し上げたりしています。
ユーザの皆さまの声の全てを取り入れることは出来ないけれど、でもせめて、「私たちは皆様の声を聞いています。」という態度をずっと示し続けていくことで、皆さまと良い関係を作る礎にもなっていると信じています。
え?サービス名じゃなくて、自分自身の名前で検索するかって?まさか、そんな恐ろしいことはしないわ!
世の中知らない方が幸せなこともたくさんあるのよ。
じゃあね〜♫
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