【第14回オウンドメディア勉強会レポート】SEOのためとはいえ、面倒な過去記事メンテを缶詰作戦で解決した話

会社の枠を越えてオウンドメディア担当者が集まり、月イチで勉強しあう「オウンドメディア勉強会」。14回めを開催したのでカンタンにレポートします。

今回のテーマは、『これまでにやってしまった失敗とそのリカバリー

オウンドメディアの運営は日々わからないことにぶち当たるし、やってみたけどうまくいかない、良かれと思って試したら逆効果ということもあります。そんな失敗談とリカバリーについて、互いに話し合いました。

om14.jpg

お越しくださったのは以下の皆様。

話そのものはものすごく面白かったのですが、テーマがテーマだけに詳細は書けません(笑)。そこで、勉強会の中で触れたSix Apart ブログのプチ失敗とそのリカバリーを紹介しましょう。

Six Apart ブログは7月末にリニューアルをしました。それまでのブログ然とした旧来のデザインを、より使いやすいサイズの2カラムにし、見やすさ、メンテナンス性を重視し、ゆくゆくはテーマ配布を見据えた他社でも使いやすいテーマにしてみました。

回遊率のアップを期待していたんですが、1ヶ月経過時点での変化はあまりなし。うーむ……。

そこで、アレグロマーケティングさんにお聞きしたアドバイスをもとに、過去記事をアップデートさせたり、関連記事を挿入して一つ一つの過去記事の質を上げてみることにしました。

過去記事をブラッシュアップすることは、SEO的にもユーザビリティ的にも良いことである」とは百も承知でしたが、「面倒だな」って気持ちがありました。メディアを運営していると、どうしても新規記事に意識が向いてしまいがちなので、過去記事メンテは後回しにしていたんですよね。

始めるまでは「時間がすごくかかる作業なんじゃ?」と疑心暗鬼だったんですが、ことぶきと私で会議室に缶詰になり、Google Analyticsで過去記事トップ20位をリストアップし、担当分けしてその場で一気に追記修正してしまえば、意外にサクッと終わってしまうんです。

やってみてわかったのは、「意外にあっけないし、たいした作業量じゃない」ということ。なお、会議室にこもってメールもSlackも見ず、もくもくと作業のみに集中するのがコツです。

記事数が多くなれば多くなるほど、放置しっぱなしだと過去記事メンテはおっくうになるので、定例化してこまめに処理する癖を組織としてもっておくといいでしょう。Six Apart ブログでは、毎月1回定例化することにしました。


実際にオウンドメディアを運営中で、課題や悩みがあり、かつ積極的なディスカッションでGive and Takeできる方ならどなたでも歓迎です。勉強会に興味のある方は、こちらをお読みになった上でオウンドメディア勉強会事務局までご連絡ください。

あと、『突撃!隣のオウンドメディア』の取材先も募集中。オウンドメディア勉強会に参加していなくてもOKです。「ウチの取り組みを話してもいいよ」、「オウンドメディアの運営についてちょっと語ってもいいよ」という方、こちらからご連絡ください。

オウンドメディア勉強会のレポート記事リスト

Six Apart をフォローしませんか?

次の記事へ

「中立的な立場から見て、その情報はユーザーに有益か?」と考えるのが編集部のルール【突撃!隣のオウンドメディア Vol3】

前の記事へ

訪問者に役立ち、SEOにも貢献する過去記事活用の3つのコツ